ごあいさつ

会長メッセージ

 当社は1919年に、現在の福岡市にて創業。上下水道用マンホールふた等のライフライン関連の鋳鉄製品の製造販売からスタートし、全国に事業を展開してきました。

 創業時より「鋳物」という材料の可能性に着目し、90年以上にわたって研究開発に取り組んできた成果として、現在では目的に応じて様々な材料特性をコントロールする技術や、一体成形で最適な形状を実現する鋳造技術など、最先端の技術イノベーションを生み出しています。 これらの技術は、社会インフラから建築・土木、産業機械といった多様な分野において、新しいものづくりの可能性を広げる新しいソリューションとして期待されています。
 また、高度成長期に積極的な投資が行われた社会インフラの多くが老朽化を迎えるなか、上下水道や通信、電力、ガスといったライフライン関連のマンホールふたの研究開発のなかで培ってきた専門知識と技術を活かして、マンホールや管路等の既存施設の長寿命化や効率的な維持管理のための総合的なソリューションも提供しています。これらのノウハウは、今後さらに老朽化が進む民間の工場施設や港湾施設などにも応用展開が可能となるものです。

 当社は、これらふたつのトータルソリューションを通じて、ものづくりを革新する技術イノベーション力、新しい市場を創出する戦略とマーケティング力、そして専門家集団としての人財・知財力をさらに高め、世界中の人々から信頼される確かなソリューションを提供できる企業「世界が頼るイノベーションカンパニー」をめざして挑戦を続けます。

日之出水道機器株式会社
代表取締役会長 浦上 紀之


長メッセージ

 昭和30年代の高度成長期以降、我が国の社会インフラは着実に整備が進み、上下水道や道路、電力、通信といった国民生活を支えるインフラ基盤は一定の水準に達してきました。そして今、時代は建設から維持・更新にその重心が移りつつあります。

 当社はその時々の市場ニーズに的確に応えるべく、マンホールふたを中心とした各種インフラ整備用資材の商品開発に真摯に取り組んできました。この愚直なまでのものづくりスピリットがヒノデの最大の資産です。

 IoTやAIといった高度情報処理技術の急速な進歩を背景に、かつてないスピードで変化していくこれからの日本。当社は社会基盤を支える気概と責任意識を持って、時代とともに進化を続けてまいります。

日之出水道機器株式会社
代表取締役社長 浅井 武